コレクション: CASULI-旅する絣-

約200年もの物語をもつ久留米絣(くるめかすり)を100%使用したシリーズ

IKI LUCAが使用する久留米絣は、下川織物(福岡県八女市)でつくられている織物です。下川織物では、昭和30年代のトヨタ式力織機(りきしょっき)をベースに改良した絣織機にて、職人による糸や柄の調整を行いながら丁寧につくられています。

製品の特徴

  1. 着心地良し
    綿100%で肌触り抜群。夏は涼しく(通気性)、冬はあったかい(保温性)。例えば、乾燥する飛行機の中では、化繊のものより気持ちよく過ごすことができます。また、温度調整が難しいときも、ふわっとあたたかく肌を包み込んでくれます。
     
  2. 使い勝手良し
    ご自宅の洗濯機で洗えます。例えば、旅先で気軽に洗うことができて、翌日には乾いています(速乾性)。また、コンパクトにたためるので荷物としてもかさばりません。
     
  3. 丈夫で長持ち
    現在の高速織機と比べてゆっくりと織られていくため、品質の良い丈夫で長持ちする生地に仕上がります。例えば、旅先での思いがけない冒険シーンや想定外のアクシデント(転倒など)にも耐えうる丈夫さを持ち合わせています。


素材|綿 100%
生地|久留米絣100%
織元|下川織物
縫製|久留米地域
パタンナー|Buddy

久留米絣について

久留米絣は日本三大絣の1つで、糸の段階で染め分けて文様を織りなす、先染めの織物です。約200年ほどの歴史を持っています。丈夫な日常着として重宝され、日本全国だけでなく海外へも輸出されていました。その後、戦争・化繊織物の台頭・洋装化という時代の流れの中で衰退していきます。現在はかつて80軒ほどあった織元の数も30を切るまで減少しています。

一方、いま地球環境の観点から、未来へ繋がる持続可能なものに注目が集まっています。日本は古来より先人たちの智慧を紡ぎながら気候・風土に適した独自の循環する衣食住のあり方を築いてきました。木綿の着物はその1つで、木綿往生という言葉もあるほど元来究極の持続可能な衣です。久留米絣は、織物になるまで30以上もの工程があります。それぞれの職人による分業制で約3カ月かけて丁寧につくられていきます。出来上がった久留米絣は、品質が良く、丈夫で長く愛用できる服になります。

この世界の限られた資源や環境、そして先人たちが紡いできた持続可能な楽しく生きるための工夫の1つである久留米絣。またここから明日(未来)へ繋がるようにと、願いを込めて。

 
写真提供|下川織物