2024年の旅のハイライト|別府 BEPPU

2024年の旅のハイライト|別府 BEPPU

1月20日に二十四節気の「大寒」を迎えました。1年で一番寒くなる時節。そして新しい1年の始まりである立春(今年は2月3日)を迎える前、1年の締めくくりの時期でもあります。

このタイミングで、2024年のIKI LUCAの旅を振り返ってみます。

2024年は、やはり「別府に出会った」ことが1番印象的でした。
「医食同源」を掲げる歯科医が手掛けるショップTSUNAGUとの出会い。
そのTSUNAGUとの出会いが、久留米絣王と言われた國武金太郎氏が別府に建てた別荘・照波園へと導いてくれました。気持ち良く爽快に別府湾を臨めるその場所は、照波園がルーツとなるAMANE RESORT GAHAMAというリゾートホテルとして現在も久留米絣の物語を紡いでいました。

別府での、TSUNAGUとGAHAMAとの出会い。
時代を超えて、久留米の先人・國武金太郎がご縁を導いてくれて、令和の時代に改めて別府に販路拡大のサポートをしてくれたと、大変嬉しく有難いご縁となりました。

GAHAMA Terracceでは、夏に1カ月半の大々的なPOP UPを実施させていただきました。
TSUNAGUでは、常時IKI LUCAの商品をお手に取っていただけます。

この2つの出会いから、定期的に別府には赴くようになりました。
シルクロードのように、土地と土地の文明や文化・風土を繋ぎ、融合させながら進化させていくのは、やはり行き交う人だ、ということを感じた1年でもありました。

人が行き交うと、やっぱり想定外の心躍る出会いがあり、その出会いからの化学反応として新しい行動やモノが生まれます。

技術が急激に進歩していく現代、パンデミックがそれらの技術の広がりを後押ししたあとの2024年。リモートで簡単に繋がれて物事を進められる一方で、わざわざ赴くことの面白さ、その先にある出会いや五感総動員な体験がもたらしてくれる、おもちゃ箱を開けるかのような楽しさが、その“わざわざ”の輪郭をより鮮明にさせてきたかのように感じられます。

久留米から別府へ。長いトンネルをくぐり抜けて九州山地を太平洋側へ抜けます。往復で約4時間ほど。ハンドルを握りながら”わざわざ”行ったり来たりを繰り返すのは、きっとまだまだこの先に、まだ見ぬわくわくする出会いとIKI LUCAの“旅”の広がりの可能性を感じるから。

2025年も別府での新しい風景の広がりに、乞うご期待です。

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