Cooler Than a T-Shirt? The Secret of the 100% Cotton "White Travel Shirt" | Why Kurume Kasuri is Chosen for Summer

Tシャツより涼しい?お客さまが驚いた「旅する白い半袖シャツ」の秘密|久留米絣が夏に選ばれる理由

うだるような暑さが続く、真夏の日本。

エアコンの冷気と強い日差しの下を行き来する日々の中で、つい「とりあえず一番楽だから」とTシャツを選びがちです。

しかし、日々忙しく闘う大人にとって、時にカジュアルすぎるTシャツは、スイッチを入れたいビジネスの場や、少しお洒落なカフェやホテルなどの空間において、どこか「心もとなさ」を感じさせることもあります。

「涼しさは譲れない。けれど、大人の品も保ちたい」

そう思いながらも、結局は暑さに負けてTシャツを手に取っていませんか? 最近、IKI LUCAのお客さまから、私たちも驚くような嬉しいご感想をいただきました。

「梅雨が明けて暑くなり、ますます旅衣を手放せません。生地はしっかりしているのに、なぜかTシャツよりずっと涼しいです」 (「旅する白い半袖シャツ」をご愛用中のお客さまより)

綿100%の、一見すると極めてシンプルな「旅する白い半袖シャツ」。 なぜこれが、カジュアルなカットソー(Tシャツ)よりも涼しいのでしょうか。

今回は、「なぜTシャツより涼しいと感じるのか」を、久留米絣のものづくりの仕組みから分かりやすくご紹介します。

1. お客さまが「Tシャツより涼しい」と感じた理由

一般的に、衣服は「生地が薄ければ薄いほど涼しい」と思われがちです。しかし、実は肌に触れる快適さを大きく左右するのは、生地の厚みだけではなく「空気の通り方」と「肌離れの良さ」にあります。

ときにTシャツ(ニット素材)は、肌に密着しやすく、汗を吸うと肌にべったりと張り付いて不快感に繋がることがあります。

一方で、IKI LUCAのシャツをまとったお客さまが「なぜか涼しい」と驚かれるのは、生地のたて糸とよこ糸の間に目に見えない無数の「空気の通り道」が作られているからなのです。

2. なぜ綿100%なのにTシャツより涼しいのか?3つの秘訣

IKI LUCAのシャツ素材である「久留米絣(くるめかすり)」が、涼しさを生み出す秘訣は、約100年前のビンテージ織機(しょっき *生地を織る機械)で織っていることにもヒントがあります。

① 糸にテンションをかけずに、心地良いスピードで丁寧に織る

生地を織っているのは、約100年前に豊田佐吉氏により発明された「Y式動力織機」を改良したビンテージマシンです。 いまの最新の織機が目に見えない速さで生地を織るのに対し、このビンテージマシンはおおよそ人間の鼓動と同じくらいのゆっくりとした速度で優しく織り進めていきます。

② 生地の中に「空気の通り道」ができる

さらに、この織機が織りなすのは、伝統的な着物の幅である小幅(約38cm)のみ。幅広の生地を効率よく織る現代の機械とは異なり、糸に無理なテンション(張り)をかけません。 糸そのものが持つ自然なテンションで、空気を孕むようにゆっくりと織り上げられた生地には、たて糸とよこ糸の隙間に目に見えない小さな「空気の通り道」が自然と生まれます。

③ 汗をかいてもべたつかず、すぐに乾く(優れた肌離れ)

この小さな穴があるおかげで、外から新鮮な空気を取り込み、内側の湿気やすうっと外へと逃がしてくれます。汗をかいても肌に張り付かず、驚くほどサラッとした肌触りが持続する。これこそが、Tシャツより涼しい最大の秘密です。

【夏だけじゃない】自分自身の体温を守る「呼吸する衣」

この「織り込まれた空気の層」は、冷房の効いた場所に入った瞬間、身体を冷えから守る存在にもなります。 今度は生地の中の豊かな空気の層が、身体の体温を外に逃がさない働きをしてくれるのです。綿100%という天然素材そのものが呼吸していることに加え、織機が織りなす空気のクッションが、私たちを一年中、快適に包み込みます。

3. 忙しい日常と旅に、このシャツが選ばれる4つの理由

IKI LUCAのコンセプトは、「旅は、まとう衣でずっと楽しくなる -for your 100 year journey-」。 50カ国以上を旅した代表の小倉が、旅先や移動中、あるいは忙しい都会の日常でのリアルな使いやすさを追求してデザインしています。

  • 立ち襟(スタンドカラー)で一枚でも上品: ジャケットのインナーとしても、1枚でまとっても。首元をすっきりと見せ、カジュアルになりすぎない大人の品を保ちます。旅先で活躍してくれるシーンの幅を広げてくれる1枚です。

  • たたんでもシワを気にせず旅へ: 旅行カバンやバッグにぎゅっと詰め込んでも、たたみシワがすぐ取れるので目的地に着いたその場から活躍してくれます。パンパンと干したら、そのまま着られる。アイロンがけのストレスから、完全に解放してくれます。

  • ガシャガシャ洗えて、一晩で乾くイージーケア: 風通しが良いため、夜に洗濯して干せば、翌朝には乾いています。汚れてもすぐにその場で洗えるし、自宅の洗濯機で通常通りケアできる安心感は、忙しい日々にも心強い味方です。

  • 10年、20年先も着られるタフさ: 「ビンテージ織機で織られた生地はデリケートなのでは?」と思われるかもしれませんが、実はその逆です。糸に無理な力をかけずに織られていることもあり、丈夫で何十年も愛用できます。

4. 久留米絣が220年以上愛される理由

この心地よさとタフさを生み出した久留米絣の歴史を遡ると、今から約220年前、江戸後期に生きたひとりの12歳の女の子「お伝ちゃん(井上伝)」に行き着きます。

「質素倹約の時代であっても、おしゃれを楽しみたい」 「女性も自立して稼げるようになりたい」

そんな真っ直ぐな想い(乙女心)から、彼女は久留米絣を発案しました。 驚くべきは、彼女はその技術・やり方を決して独占しなかったことです。地元の才能ある同志たちと知恵を出し合いながら、開発した技術をオープンソース(周囲に惜しみなく共有)にし、それが筑後川の豊かな流域に一大産業を生み出すことに繋がったのです。

日本三大暴れ川として知られる筑後川がもたらす肥沃な大地と、時代に合わせてしなやかに「革新」を繰り返してきた先人たちの知恵。 筑後川流域の風土が育んだ「生きるための衣」の知恵が、100年前の織機と出会い、巡り巡って、令和の日本で慌ただしく生きる私たちの快適さ・心地よさを支えてくれています。

5. まっさらな意志をまとう、豊かな選択

IKI LUCAの「旅する半袖シャツ」のカラーは、「DIGNIFIED WHITE(凛とまとう白)」

白は、まだ何色にも染まっていない色。 だからこそ、まっさらな地図に自分だけの旅(journey)を描いていける、たくさんの可能性を秘めたわくわくする「はじまりの白」です。

効率やスピードばかりが重視される現代において、このシャツを身にまとうことは、ただ涼しい服を選ぶことではありません。先人たちの豊かな智慧や想いのバトンを受け取りながら、自分自身の100年の旅路をともに歩む相棒をまとうということ。

まとった瞬間に、ふっと肩の力が抜け、まっさらな意志で顔が自然と上を向く。 この夏、「とりあえずTシャツ」ではなく、心まで軽くなる豊かな1枚を選んでみませんか。

【よくある質問】

Q. 自宅の洗濯機で洗えますか?

A. はい、ネットに入れて通常通り洗濯機でガシャガシャとお洗濯いただけます。洗濯を繰り返すことで、さらに柔らかく肌に馴染む風合いへと育ちます。

Q. アイロンがけは必要ですか?

A. 基本的に不要です。最初は、久留米絣の工程の中で施される糊やワックスが糸に残っているため、洗いシワがつきやすいです。何度も繰り返し着て洗ううちに、糊やワックスも完全に落ちて、パンパンと干したらそのまま着られる風合いへと落ち着きます。

Q. 冷房の効いた室内でも寒くありませんか?

A. はい、外では風を通して涼しい一方、冷房の効いた涼しい室内に入ると、生地に含まれる豊かな空気の層が体温を抱き抱え、適度な暖かさを保ってくれます。1年中快適に「呼吸する衣」としてお使いいただけます。

【商品詳細】

  • 商品名:旅する半袖シャツ / WHITE

  • 素材:綿100%(久留米絣)

  • 価格:33,000円(税込)

  • 仕様:ユニセックス展開(S・L) / 自宅洗濯機での洗濯可能

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