
久留米絣に息づく藍染め - JAPAN BLUEが織りなす美しい青の“旅”
日本の青 - JAPAN BLUEとは
世界の人々が“JAPAN BLUE”と呼ぶ青があります。
それはただの色ではなく、日本の伝統や暮らしの営みを映す青でもあります。古くから藍は、虫除けや抗菌の力を持ち、暮らしのなかで人々を守ってきました。
藍染めされた布は、時を経るほどに色がやわらかく変化し、使う人の人生と共に深まっていく-
そんな時間の積み重ねこそが、JAPAN BLUEの本当の美しさなのかもしれません。
久留米絣と藍染めの深い関係
久留米絣(くるめかすり)は、220年以上前に久留米(福岡県)の地で生まれた織物です。
機能性と美しさを兼ね備える久留米絣には、藍は欠かせません。糸を何度も染め重ね、その度に空気に触れさせて酸化させる。ひとつひとつの工程を丁寧に繰り返すことで、深い美しい青が生まれます。
それはまるで職人たちと自然が共に織りなす、青の饗宴のようです。
藍がもたらす「時を重ねる美しさ」
藍は、使うほどに美しくなっていきます。
洗うたび、まとうたび、少しずつ表情を変え、柔らかな味わいを含んでいく。新品の美しさよりも、「育てる美しさ」。
それが藍染めの魅力であり、久留米絣が長く愛され続けてきた理由の1つでもあります。
IKI LUCAの旅衣に込めたJAPAN BLUE
IKI LUCAが大切にしているのは、伝統をただ繋ぐのではなく、そこに息づくお物語とその美しさを、いまに生きる人の感性で再解釈すること。
旅先で風を感じながら羽織る一枚、日常のなかでそっと寄り添う一着
私たちの藍染めの旅衣は、そんな瞬間を美しくて優しい青でそっと彩れたら、という想いから生まれました。
久留米絣の藍は、海のように深く、空のように透き通ってどこまでも広く。
その色は、あなたの旅の記憶とともに、少しずつ変化していきます。
JAPAN BLUEをまとうことは、日本の美しさと、時間をまとうことでもあるのです。
藍の美しさをまとう旅へ。JAPAN BLUE コレクションをご覧ください。