藍染め|JAPAN BLUE

 

 

IKI LUCAのトリコロールカラー赤・白・青の青は、天然藍100%の藍染めが生み出す日本の青です。

*商品名に「JAPAN BLUE」と付いているものが天然藍染め商品です

 

藍甕と藍の乾燥葉と染料であるすくも

 

徳島との深い繋がり

 

久留米絣(くるめかすり)産地では、天然の藍である徳島県の阿波藍(あわあい)のすくも*を100%使用しています。深さ約120cmほどある大きな藍甕(あいがめ)で、微生物の発酵を利用した伝統的な手法で藍液をつくり、糸を丁寧に手染めしています。

*すくもとは、藍の葉を乾燥させて発酵させた土のようなもので、藍染めの染料のことです

 

藍甕で糸を藍染めしている写真

 

自然が織りなす色のマジック

 

短時間ですぐにしっかりと染まる化学染料染めに比べて、天然藍による手染めでは、藍甕の藍液に糸の束をつけては引き上げて、その糸の束を絞って糸を空気に触れさせる(この時に染料と酸素が反応して青が生まれます!)という工程を何度も繰り返します。このようにして藍の色が幾重にも重なり、深い青・藍の色を奏でていきます。

この手間暇かけて丁寧に染められた先に生まれる色が、まさにJAPAN BLUE!自然が織りなす美しい日本の青なのです。

 

タデアイという藍の葉っぱの写真

 

藍のパワーをまとう

 

同じ土地で生まれ育つ藍(タデアイという植物)と我々。お味噌などこの地の発酵食品が我々の身体に合うのと同じように、この地で生まれる日本の藍の色は、同じ地に生きる我々にとってもよく合う青なのです。

藍染めの商品を取り扱っていると、ふわっと藍の香りがして心がほっとします。
藍には、その香りによるリラックス効果、また藍の成分には防虫・殺菌効果・消臭効果などがあります。古くから先人たちが大切な衣などを丁寧に深く藍染めしていた所以がわかるような気持ちになります。また藍染めは、糸をコーティングするように染料が糸に付着するので、藍染めすることで糸を丈夫にします。先人たちは、何度も何度も藍染めすることで大切な衣を長く愛用してきました。

藍染めは、先人たちが身を守るための衣を長く愛用するために試行錯誤を繰り返す中で生み出されていった、最強の染料なのですね!

 

藍染めのスカートを気持ちよくまとっている写真

 

藍の優しさにくるまれて

 

旅する藍とスカート”を選んでいただいた旅人の方からは「このスカートをまとっていると守られているような気持ちがする」という嬉しいコメントも届いております。

ほんものの“藍”が織りなす旅衣

ぜひ一度、お手に取ってその魅力を五感で感じてみてください。 

 

STORY

IKI LUCAのはじまり

久留米絣の物語

INTERVIEW

下川織物(2022.3)

ソトコト(2021.10)

下川織物(2020.4)

MOVIE

STEAM Library「たて糸とよこ糸が織りなす宇宙」

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