DIALOGUE 2024 | みずのたびは、つづく

DIALOGUE 2024 | みずのたびは、つづく

DIALOGUE 2024_ROOM 417 みずのたび・終わり・

久留米から世界へ!をスローガンにPOP UPという名の旅を始めた2022年。その秋、鹿児島への旅を終えて疲れ果てた身を九州新幹線みずほの気持ち良い座席に委ねながら、気になっていたDIALOGUE の応募説明会を聞いていた。すると!早々に出てきたステートメント(コメント下部ご参照)に「!!これはIKI LUCA、めっちゃ呼ばれとる!」と、とてもハッピーで前のめりな解釈をしてすぐに出展することを決めた。そう、鹿児島からの久留米への帰路、みずほの車内の中からIKI LUCAと私の“いま”に繋がる新しい旅が始まっていた。

まだまだラインナップも体力もひよこみたいなIKI LUCAだったので、最初から共同出展を構想していた。一緒にやるからには1+1が3以上になる“コア”を共有できる仲間とやりたい、そしてプロダクトとして幅が出てより豊かでわくわくする世界を創り出せる仲間とやりたい、と考え、「藍」繋がりのLHOOQのマサさん、草木染め繋がりのLiv:raのゆみさんと共同出展することになった。

DIALOGUE 2023_ROOM 319 草花をまとい、旅に出る。

それから1年。締切ギリギリに応募した今年のDIALOGUE。理由は、惰性で同じことを繰り返すことを好まないこと、2024に出展する意義がきちんとあるか?と見定めたかったこと、2023の“旅”のスケジュールが気がつけば過酷でゆっくり深く考える余力が無かったこと、だ。そんな状況の中、自分なりの愛と信念を持って“旅”する中で出会った心強くて素敵な取り組みをしている仲間たちと「森里川海の繋がり」をテーマに一緒にチャレンジしてみよう!という話になった。これまで出会えた大好きな仲間の存在がとても有り難かった。

全部で7ブランド。内3ブランドは京都府外。ホテルカンラの下見で奇跡的に全員集合したが、あとはぶっつけ本番。使用させてもらう部屋はとびっきりのviewが楽しめるジュニアスイートルーム。無事に設営できるか、ひとつの世界を創り出せるか、当日までずっとどぎまぎ。

蓋を開けてみると、そんな不安はスカッと気持ちよく裏切られて、各ブランドそれぞれの愛がぎゅっと詰まって豊かに融合したとびっきり素敵な“みずのたび”の世界が生まれた。福岡から持ってきた温室育ちの藍もなんとか元気だ。

おかげさまでお立ち寄りいただいた多くの方に、藍の物語、久留米の山と川(暴れ川三男の筑紫次郎!)と平野が織りなす物語、とIKI LUCAが伝えたいお話しができたかな、と思います🌏✨つい熱くなりすぎて「圧、つよ!」って笑ってくれた旅人の方も、最後までおつきあいいただきありがとうございました!

@dialogue_kyoto の運営、スタッフ、ボランティアのみなさま、会場となった @hotelkanrakyoto のみなさま、“みずのたび”をともに盛り上げてくださったお立ち寄りいただいたみなさま、そしてともに駆け抜けた417の仲間たち、みなさま本当にありがとうございました!!

旅は、つづく

-

Statement
工芸は、人々の暮らしと文化を支える道具として、時代を超え、職人たちのバトンによって繋ぎ作り続けられてきました。職人たちの技術は守るためだけのものではなく、常
に世界中の様々な要素を取り入れ、分野を超えて芸術や産業を生み出しています。
DIALOGUEでは、社会が地球環境や多様性について学び、行動していくことが必然となっていく現在、多様な背景を持ち、地域や自然と共にあるものづくりを生み出す作り手たちの「言葉」を伝えること(伝わること)を大切にしています。
工芸や手仕事は、自然の中から素材を見つけ、道具を生み出し、長く使い続けるための知恵を持っています。そして、現在、自然環境と産業のより豊かな関係が生まれるプロジェクトや、社会福祉施設を通じて様々な形のハンディキャップを持つ方が多様な能力を生かして社会の中で輝く動きなど、新しい形のものづくりが生まれているのを見ることができます。
そんな次の100年に繋げていきたいものづくりへ眼差しを向け、対話によって生まれる新たな交流の場を作り手たちと共に作っていきます。

#dialogue2024

×